装幀辰巳四郎によるハードカバー
被差別
部落解放運動、小説集3篇
デビュー作「地下茎」含む
『土方鉄 浸蝕』。絶版!
初版本!レアな帯付き!
愛読者カード
目次
⚫︎失速
⚫︎地下茎 デビュー作
⚫︎浸蝕
『浸蝕』
土方鐡
装幀 辰巳四郎
合同出版
1972年初版
定価750円
⚫️土方鉄(ひじかたてつ、1927年1月2日 - 2005年2月6日)は京都府出身の作家、俳人、脚本家、部落解放運動家。本名、藤川正美、あるいは福井正美。筆名は文学サークル「土と鉄」に由来する。部落解放同盟京都府連合会顧問、1996年から部落解放文学賞実行委員会代表
京都市伏見区竹田改進地区の被差別部落に生まれる。小学校卒業後、鉄工場に就職するも1942年に肺結核で入院。肋骨9本を切除し、10年間にわたって療養生活を
退院後、1953年から部落解放全国委員会京都府連合会で専従となる
⚫️1963年、長篇小説『地下茎』で第3回新日本文学賞
1974年から1990年まで『解放新聞』編集長
1974年以後、部落解放文学賞の実行委員や選考委員を歴任。1975年、「差別とたたかう文化会議」事務局長に就任
狭山事件に関して石川一雄元受刑者の無実を主張する立場から、部落解放同盟大阪府連合会製作映画『おれは殺していない』1971
『狭山の黒い雨
『石川君は無実だ』1976
『造花の判決
『狭山・勝利への道』
『無罪─石川さんは脅迫状を書いていない』1980年)の脚本を担当
今江祥智と田島征三の『ひげのあるおやじたち』
著書
⚫️『地下茎』(同時に新日本文学賞を受賞した高田英太郎の作品とあわせて1冊に(1963
『人間の血はかれない―解放運動の人たち
『人間に光あれ
『その愛朝やけのなかに
『太陽とバラと愛と
『部落―ある靴職人の視点
『差別裁判―現代の魔女狩り<狭山事件>』1970
『被差別部落のたたかい
⚫️『浸蝕』
『差別への凝視
『差別と表現
『部落・ある靴職人の視点
『狭山事件考
『部落解放と文化運動―土方鉄エッセイ集
『芸能入門・考―芸に生きる』小沢昭一
『差別と人間
『反差別に生きる人びと
『差別を考える
『解放文学の土壌』1987
『話しあいませんか 反差別の生き方について
『妣の闇
『部落―チョ・ジヒョン写真集』鈴木常勝、中村水名子
『道標―時時刻刻を紡ぐ
『句集 漂流』
『小説 石田波郷
同和問題