(ソニーミュージックエンタテインメント -SRCS9224-)
アメリカのフォーク・ロック・バンドの第一人者、バーズの通算3作目で、後のサイケデリックに繋がる音を聴かせたことで知られるアルバムです。(1966年作品)
バンド内でソングライティングの一翼を担っていたジーン・クラークが本作の製作前に脱退したため、グループとしての危機を迎えるかと思われましたが、ギタリストのデヴィッド・クロスビーやジム・マッギンが作詞作曲を担当した楽曲が増え、その危機を回避することに成功しました。
これにより、それまでの彼らのスタイルであったフォーク・ロックとは異なる新しいジャンルの開拓が行われ始め、自作で見せるサイケデリック・ロックへと繋がっていくこととなります。
そんな過渡期に当たる本作では、”ラーガ・ロック”と呼ばれたM7や、”スペース・ロック”と呼ばれたM1やM3など、それまでのロックにはなかった新しいスタイルを盛り込んだサウンドが展開されています。
〈収録曲〉
1. 5D (Fifth Dimension) (霧の5次元)
2. Wild Mountain Thyme
3. Mr. Spaceman
4. I See You
5. What's Happening?!?!
6. I Come And Stand At Every Door (死んだ少女)
7. Eight Miles High (霧の8マイル)
8. Hey Joe (Where You Gonna Go)
9. Captain Soul
10. John Riley
11. 2-4-2 Fox Trot (The Lear Jet Song) (ジェット・ソング)
[Bonus Track]
12. Why (何故) [single version]
13. I Know My Rider (I Know You Rider)
14. Psychodrama City [alternate mix]
15. Eight Miles High (霧の8マイル) [alternate version]
16. Why (何故) [alternate version]
17. John Riley [instrumental version 1]