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【商品説明】
コーツ:弦楽四重奏曲第9番、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、抒情組曲
交響曲の作曲家として良く知られるアメリカの女性作曲家、グロリア・コーツ[1938-]。彼女の作風はとにかく個性的で、至るところに出現する上昇するグリッサンド(音を滑らすように移動する)と、時々挟みこまれる親しげなメロディが、まるで悪夢のように耳を掠めるのです。もちろんここに収録されている弦楽四重奏曲も例外ではなく、低弦で繰り返される分散和音を彩る、鳥のさえずりのようなヴァイオリンの音色は一度聴いたら忘れることはないでしょう。
対する「ヴァイオリン・ソナタ」は幾分古典的な佇まいを見せる禁欲的な曲。弦の限界に挑むかのような孤高の響きがたまりません。エミリー・ディキンソンの詩の一節をタイトルにした「ピアノ三重奏曲」は、タイトル通り抒情的な曲。とはいえ、美しい響きの中に、さりげなく四分音を紛れ込ませてくるところが彼女流。調子の狂ったような弦楽器の響きをご堪能ください。体が拒否しても脳が陶酔するという「二日酔い」のような気分になれること請け合いです。(ナクソス)
コーツ
1. 弦楽四重奏曲第9番(2007)世界初録音
2. 独奏ヴァイオリンのためのソナタ(2000)
3. ピアノ三重奏のための抒情組曲『ひばりの中から-あなたは音楽を見つけるだろう』
クロイツェル四重奏団
ロデリック・チャドウィック(ピアノ)
録音時期:2008年6月13日(1)、2009年3月29日(2,3)
録音場所:ケルン、聖ペテロ・アーツ・センター(1)、ロンドン、王立音楽院デュークス・ホール(2,3)
録音方式:デジタル(ライヴ)