①モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622
②ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番ヘ短調 op.73
③ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番変ホ長調 op.74
ザビーネ・マイヤー
①=バセットクラリネット、②③=クラリネット
指揮:ハンス・フォンク①
ヘルベルト・ブロムシュテット②③
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1990年、1985年
なんといってもクラリネット協奏曲の3大名曲の組み合わせが魅力です。モーツァルトのクラリネット協奏曲はもちろん超名曲ですが、ウェーバーのクラリネット協奏曲2曲も是非聴いていただき名曲です。マイヤーのクラリネットは鮮やかなテクニック、豊かで艶があり懐かしさを感じる音色、深い情感にあふれた演奏です。オケも深い森を思わせる厚みのあるものです。①はバセットクラリネットで演奏されていますか、普通のクラリネットより低域の音が出るように改良されたもので、モーツァルトの時代から使用されていたものです。
マイヤーのモーツァルトは、アバド&ベルリンフィルとの新盤がありますが、こちらはフォンク&シュターツカペレドレスデンとの旧盤です。この旧盤でもマイヤーはバセットクラリネットを使っています。深々としたなめらかな響きは、マイヤーの技量と低域を拡張した楽器の効果が組み合わさったものなのでしょう。 カップリングはウェーバーの1番2番。クラリネット協奏曲の名曲、オーケストラもシュターツカペレドレスデンというまとまり具合がいいですね。こちらの方の指揮はブロムシュテットです。曲の違いもありますが、独奏クラリネットとオーケストラのバランスがよく聴き応えがあります。ザビーネのバセット・クラの渋い音色、それを優しく包むシュターツカペレ・ドレスデンのさらに渋い音色。手放せない1枚になると思います。
ウェーバーの2曲については、先ごろの来日公演でも名演を聴かせてくれた現役最長老指揮者のブロムシュテットが、50代後半で指揮をしているのも聴きものです。
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