ドヴォルザーク
①交響曲 第8番 ト長調 作品88
②交響詩《真昼の魔女》作品108
指揮:小澤征爾
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1992年4月 ウィーン、ムジークフェラインザール
ボヘミアの郷土色が濃厚に表現された、一点の揺るぎもなく堅固に構成されたドヴォルザークの交響曲第8番。親しみやすい旋律やリズム感に富む温和で独創的な諸楽想は《新世界より》に勝るとも劣らない人気を誇っています。小澤征爾がウィーン・フィルハーモニーを指揮して1992年4月に行われた定期演奏会のライヴ録音で、オーケストラの磨き抜かれたアンサンブルを生かして流麗かつ躍動感漲るダイナミックな熱演を聴かせています。
ドヴォルザークの作品で1番人気は、交響曲第9番「新世界より」ですが、その次はこの交響曲第8番か、チェロ協奏曲ということになるのではないでしょうか。このドヴォルザークは小澤征爾の数多いディスクの中でもトップランクに位置する名演です。ウィーン・フィルの自発性を生かしつつ、ドヴォルザークの民族色を強く打ち出した演奏です。
ウィーン・フィルの美しさが存分に発揮されている演奏。とくに3楽章を聴いてみてほしい。ヴァイオリンの音色の官能的ことといったら!ここまでヴァイオリンの美しさが強調されている演奏は珍しい。ほかの楽章も全体的に生き生きとした感じでしっかりとキメています。大分硬派な演奏。特にティンパニが成功しています。ウィーン・フィルの音色は1986年録音のカラヤンのものとは大分違いますが、どちらも聴いていただきたいすばらしさです。
輸入盤(ドイツ盤)、盤面傷無し 10
小沢征爾/ドボルザーク
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