ポケットステーションは、PS1ゲームのデータを管理できる便利な周辺機器です。
- モデル: PocketStation
- ブランド: SONY
- 型番: SCPH-4000
- カラー: ホワイト
- 付属品: ストラップ
SONY PocketStation SCPH-4000 ホワイト は、1999年にソニー・コンピュータエンタテインメントより発売された、PlayStation(PS1)と連携する携帯型周辺機器です。外見はコンパクトなタマゴ型で、白を基調としたシンプルなデザインが特徴。液晶画面と操作ボタン、スピーカー、内蔵メモリーを搭載しており、単体でのミニゲームプレイや時計表示、データ管理が可能です。
このデバイスの最大の特徴は、PS1用ゲームソフトと連動する「拡張ゲーム」機能です。たとえば『ファイナルファンタジーVIII』の「チョコボワンダーズ」や、『どこでもいっしょ』のトロとの交流といった、PocketStation専用のミニゲームをダウンロードして遊ぶことができ、ゲーム本編と相互にデータをやりとりできます。これにより、ゲーム体験の幅が大きく広がりました。
また、PocketStationは通常のメモリーカードとしても機能し、最大15ブロックのセーブデータを保存可能。持ち運びも容易で、ゲーム進行状況を友人宅に持っていくなど、実用性も備えていました。赤外線通信機能も搭載されており、他のPocketStationユーザーとのデータ交換や対戦にも対応しています。
日本国内では一定の人気を博し、一部ゲームではこのデバイスがないと楽しめない要素も存在しました。海外では一部地域での発売にとどまったため、国内限定のプレミア機器としても知られています。
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