モーツァルト
①ミサ曲ハ長調K.317「戴冠ミサ」
②ヴェスペレK.339
③アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
指揮:フランス・ブリュッヘン
18世紀オーケストラ
オランダ室内合唱団
マリネッラ・ペンニッキ(S)
カトリーヌ・パトリアス(A)
セジャー・ヴァンデルステーネ(T)
ジェレ・ドライヤー(Bs)
録音:1991年9月
ブリュッヘン&18世紀o.によるモーツァルトの宗教曲の初録音。きびきびとした表情と活力に溢れたブリュッヘンらしい出来。キリッとしたパンチが随所に効いていて、聴き手に新鮮なインパクトを与える。非常に気迫のこもった、劇的で鮮烈なモーツァルト。(ライナー執筆:宇野功芳氏)
①ミサ曲ハ長調K.317「戴冠ミサ」
この作品は1779年3月23日に書き上げられ、同年の復活祭の祝日(4月4日)で初演された。かつてはザルツブルクの北側の丘の上に建設された教会の聖母戴冠像のために作曲されたことから「戴冠式ミサ」の名称がつけられた記述がある。その後「戴冠式ミサ」という名称は、1791年にプラハで行なわれたレオポルト2世の戴冠式でサリエリが指揮して以後に定着された。第6曲の「アニュス・デイ」でのソプラノ・ソロがオペラ『フィガロの結婚』(K. 492)第3幕で伯爵夫人が歌うアリア「楽しい思い出はどこに」によく似ている事でも知られている。
②ヴェスペレ(証聖者の荘厳晩課)K.339
ヴェスペレとは、カトリックの聖務日課の中で日没時に行われる祈り(晩課)のこと。 宗教音楽の歴史上ミサに次ぐ重要なジャンル。 モーツァルトのヴェスペレにはもう一つ、通称「主日のためのヴェスペレ」(K.321)があり、どちらも同じテクストと構成。 はじめの3つの楽曲は表現の点で最大の自由さ、大胆さ、活発さを示している。 モーツァルトのK.339を知らない者は、モーツァルトを知る者とは言えない。
③アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
短い曲ですが、モーツァルト晩年の傑作です。アンコール等で良く演奏されます。これ以上に優しく癒してくれる合唱曲は、他にないといえるほどです。
国内盤【廃盤】帯無し、盤面傷無し 11
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