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【詳細】
初版帯付 舞城王太郎 短篇五芒星 講談社刊
2012年7月12日初版 講談社発行
史上初!五篇すべて芥川賞候補作!怒り、悲しみ、喜び、涙する。ここに舞城文学のすべてがある。
「美しい馬の地」「アユの嫁」「四点リレー」「バーベル・ザ・バーバリアン」「あうだうだう」。綺羅星の如く輝く、五つの物語。デビュー当時の“文圧”はそのままに、透明感を増す、舞城ワールドの新ステージ!
衝動で動き出すだろ?動き出す以上、何か結果っつうか、答みたいなもんが欲しくなるだろ?その衝動にも何か意味付けしたくなるっつうか、まさか何にもないなんて思いたくないだろ?でもさ、そのまさかなんだよ。衝動に根拠とか理由とかないから。まったくのゼロからいきなりポンと生まれて人をぐいぐい動かしちゃうのが衝動ってもんだよ。そんなもんで動き続けてもまともな結果にも答えにも辿り着かないし、そもそもの意味も何もないんだ。人を迷わせる悪魔だよ。惑わせてるんじゃない、ドーン!と一発最初に背中を押すだけで実際に迷路にまで引きずり込むのがその衝動って糞だよ――「美しい馬の地」より
舞城王太郎
1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビュー。03年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『淵の王』『深夜百太郎』『私はあなたの瞳の林檎』など著書多数。12年には『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。
【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷、ヨレは御座いますが、概ね良好です。
※カバー背表紙上部と下部に若干の破れが御座います。