「ドクターバク」
ゴキンジョ / 長砂ヒロ / 岸田健児
サンマーク出版
定価: ¥ 1650
#ゴキンジョ #長砂ヒロ #岸田健児 #本 #日本文学/小説・物語
「苦しんだっていいさ。ぼくがかならず、そばにいる」
ドクターバクとは、こころにできたクラヤ実を食べることができるおいしゃさんです。
そんな主人公をもとに描かれるこの物語は、たいせつな人がもしも苦しみの真っ只中にいるとしたら、近くにいる人間として「力になりたいけど、一体何ができるだろう?」「力になるって、本当はどういう意味なんだろう?」といったことをテーマに書き上げたものです。
そして、本作を手がけていく中で、作者が気づいたのは、「どれだけ苦しいかなんて、本人にしか分からなくて、そばにいる人間が、その苦しみをどうにかしようとすること自体、間違っているのかもしれない」ということです。
つまり、「あなたがどれだけ辛いか分かるよ」とか、「その苦しみを半分もらうよ」とか、そんな言葉を投げかけてしまいがちだけど、本当は、どれだけ辛いかなんて本人にしか分かりえないし、苦しみを半分こにするなんて不可能なのです。
だからこそできることは、「何があっても、かならずそばにいる」「ひとりにしないよ」と、約束を交わすこと。そして、相手の力を信じること。
ドクターバクは本書の中で優しく読者に語りかけます。「苦しんだっていいさ。ぼくがかならずそばにいる」と。心細い気持ちや不安な気持ちがふわっと軽くなる絵本です。
絶版となり、新刊では手に入らない希少な一冊です。また、筆者岸田健児氏の直筆サインやメッセージが付いた大変レアな品物です。お読みいただける方にお譲りしたいと思い、出品しました。
自宅で保管していた期間はありますが、愛読者カードやしおりがついたままで、本体は開いた跡が全くないようなきれいな状態です。
素人の検品ですので、見落とし等があるかもしれません。ご理解いただいた上で、ご検討いただければありがたいです。
#ドクターバク
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#みやび絵本
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