トーマス・ファイのハイドン/交響曲第70番、第73番「狩」、第75番
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Opis przedmiotu
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809): 1-4. 交響曲第70番 ニ長調 Hob.I:70 5-8. 交響曲第73番 ニ長調「狩」 Hob.I:73 9-12. 交響曲第75番 ニ長調 Hob.I:75 トーマス・ファイ(指揮)/ハイデルベルク交響楽団 録音:2007年 HANSSLER【ドイツ輸入盤】 100曲を超えるフランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)の交響曲は、作曲家の長い生涯とともに古典派交響曲の発展そのものを映し出す巨大な音楽遺産です。その全曲録音という壮大なプロジェクトに、1999年から取り組んだのがハイデルベルク交響楽団でした。 中心となったのは、鬼才トーマス・ファイ(1960-2026)です。ニコラウス・アーノンクールに学んだファイは、従来の古楽器演奏にそのまま倣うのではなく、モダン楽器を基本としながら、金管やティンパニにはピリオド楽器を用いるなど、両者の長所を融合。鋭いアクセント、躍動感に富んだリズム、大胆な強弱の変化によって、ハイドンの音楽に潜むユーモアや驚きを鮮やかに引き出しました。 本盤に収められた第70番、第73番「狩」、第75番も、そうしたファイの個性が存分に発揮された演奏です。とりわけ「狩」の愛称で知られる第73番では、ホルンの活躍する華やかなフィナーレだけでなく、楽章ごとの性格をくっきりと描き分け、ハイドンの音楽が持つ機知とエネルギーを楽しませてくれます。第70番、第75番では、明快な響きのなかに細やかなニュアンスも感じられ、単なる「古楽的なハイドン」とは一味違う、刺激的で愉しい音楽に仕上がっています。 ファイは2014年の事故によって指揮活動から離れることになりましたが、プロジェクトはそこで途切れることなく、2016年からコンサートマスターのベンヤミン・シュピルナーが8曲を、さらに2020/21年シーズンから音楽監督となったヨハネス・クルンプが39曲を指揮し、ついに全曲録音を完成させました。 ファイからシュピルナー、そしてクルンプへと受け継がれたこの全集は、繊細な弱音から大胆で荒々しい表現まで、ハイデルベルク交響楽団ならではの力強さ、フレッシュさ、野性味、ユーモア、そして豊かな驚きに満ちています。本盤は、その壮大なプロジェクトの出発点を担ったファイによる特に刺激的な一枚です。未開封新品です。