レコードの状態:良好 輸入盤 レコード
1970年代後期から始動した豪州ギター・ポップ・バンド。
1989年、スウェディッシュ・ナショナル・レイディオ「BOMMEN SHOW」のためのライヴ。
大傑作『ブラック・スワン』の名曲中の名曲、切ないタンゴ・フレイヴァーが堪らない「THE CLOWN PRINS」をやっていないのが残念だが、それを加味しても彼等の最高作ではないかしら。
「ワン、ツー、スリー!」という気合いの入った掛け声の後に起こるまばらな拍手でスタート。会場に観客どのくらいいたんだろう。NHK『笑う洋楽展』で放送して欲しいくらい。しかし、演奏は本当に熱い。トリフィッズってこんなバンドだっただろうかと驚いてしまう。スタジオ盤はおとなしいロキシー・ミュージックが『VIVA!』でライヴ・バンドとしての真価を知らしめたのを(?後からの手直しが素晴らしい)、憶い出してしまった。とにかくパワフル、こんなノリが良いトリフィッズ、スタジオ録音では聴いたことがない。圧倒的だ。女性がリード・ヴォーカルを執る4には、ほっ、とさせられるし。
A1 Property Is Condemned 3:19
A2 Hell Of A Summer 4:34
A3 Personal Things 3:13
A4 Raining Pleasure 2:41
A5 Lonely Stretch 5:24
A6 Sure The Girl I Love 4:57
B1 Wide Open Road 4:14
B2 Keep Your Eyes On The Hole 3:10
B3 In The Pines 2:24
B4 Billy 4:16
B5 I Am A Lonesome Hobo 2:49
B6 How Could I Help But Love You? 4:18