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【裁断済,自炊用】カバーなし。背表紙なし。すべてのページが本体から切り離され、一枚一枚バラバラになっています(画像参照)。また、表紙や本の縁などに多少のスレ・汚れ・ヤケ等がありますが、ページ内は使用感が少なく綺麗な状態です。 目視で2度確認しましたが、書き込みはありませんでした。
タイトル:生物数学入門 差分方程式・微分方程式の基礎からのアプローチ
作者:Linda J.S. Allen (著) 竹内康博 (翻訳) 佐藤一憲 (翻訳)
出版社:共立出版
発行日:2011年10月25日
ISBN:9784320057159
内容:
本書は生物学における様々な数理モデルの紹介とその解析手法を教授することを目的としている。必要な数学知識は微積分や線形代数,微分方程式の初歩的なものであるので,大学で理系の基礎的な数学を学んだ学生で,生物学における様々な興味深い現象を,数学を用いて理解することに興味をもつ日本の学生にとっては,役に立つ教科書である。
本書の特徴は生物現象の時空間ダイナミクスを理解するために必要な力学系
(A) 離散時間モデル:差分方程式系
(B) 連続時間モデル:常微分方程式系
(C) 空間や年齢構造を含んだモデル:偏微分方程式系
の基礎理論をコンパクトにまとめていることである。
特に差分・常微分・偏微分方程式系の解析手法が1冊にまとめられている点,多くの例題が取り上げられている点,また練習問題が多くあげられている点が入門書として優れていている。
[原書名:An Introduction to Mathematical Biology, Pearson Education/Prentice Hall]
第1章 線形差分方程式:理論と例
第2章 非線形差分方程式:理論と例
第3章 差分方程式の生物学への応用
第4章 線形微分方程式:理論と例
第5章 非線形常微分方程式:理論と例
第6章 微分方程式の生物学的応用
第7章 偏微分方程式:理論,例と応用