平成18年初版 新潮社発行
【内容】
浅野内匠頭夫人、阿久利。内匠頭の切腹後、落飾して瑤泉院と号したこの女性こそが、大石内蔵助を陰で支え、赤穂四十七士の吉良邸討入りの絵図を描いていた―。阿久利と内蔵助の淡い交情、幕閣最高権力者・柳沢吉保との知恵を尽くした探り合い。後に「美貌御前(かおよごぜん)」と称された才色兼備のヒロインを軸に、膨大な資料を縦横無尽に駆使して誕生した、静かな感動溢れる出色の忠臣蔵小説。
【状態】
数ページの上部の端にうすい小さな折れがあります。
その他、カバー、天地、小口のうすいヤケのため全体にやや経年感はありますが、それ以外ページ部分に使用のあとはほとんど見受けられず良好な状態です。
表紙に開いたクセもありません。
ご検討よろしくお願いします。(1FSH)