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【内容】
なぜ日本は世界から叩かれるのか?
国際情報誌「SAPIO」において、多くの著者が論理とジャーナリズムの手法で「慰安婦の真実」を追求してきた。本書はそうした10年以上にわたる蓄積の集大成である。
「慰安婦問題」を作り出したのは日本のマスコミだった。
その発端と経緯を検証した上で「本当は戦時中に何があったのか?」を史料と証言で明らかにしていく。
本書は誰かを貶めるためのものでも、褒めそやすためのものでもない。
事実を明らかにした上で、日本が世界中から批判を浴びる現状をどう受け止め、変えていくのがよいのか――そうした建設的な議論の礎とするための一冊である。
【レビュー】
 慰安婦問題の複雑な経緯が史料とともにわかりやすく網羅された貴重な一冊
なんとなくしかわかっていなかった慰安婦問題を簡単に、かつ体系的に理解することができた。
国際情報誌「SAPIO」に掲載された慰安婦問題についての原稿をまとめ直した1冊。
一番古いものは1997年に雑誌に掲載されたものだというが、中身に古くささはない。
むしろ、過去から現在までの経緯と問題の本質が丁寧に網羅されていると感じた。
1時間ちょっとで読み終わる本で、この豪華な執筆陣の論考を網羅できるのだからかなりのお買い得と思う。
特に近現代史家・ジャーナリストの水間政憲氏のレポートは、一読の価値ありだ。
旧日本軍による強制連行を最初に言い出した朝日新聞が、
戦時中は朝鮮人業者による(軍ではない)連行の実態を報じていたことなど、
歴史的史料を丹念にめくり読者に提示している。
私が不勉強なだけかもしれないが、史料に裏打ちされた数々の記事は説得力があった。
序章に書かれていた日本人と性産業に関するSAPIO編集部による考察も、考えさせられる内容だった。
ステレオタイプな右派の論を期待して読むと、いい意味で肩すかしを食らった気分になる。
右寄りの人も左寄りの人も、議論の前提を知ることのできる必読の一冊ではないか。
管理番号②