CD、ジャケットともに目立った傷や汚れ等もありませんが、古いCDであり、長期間、自宅で素人が保管していたため、ケースには必ず経過年数に応じたキズがつきますし、紙製品なども年数に応じた経年変化や汚れ、傷みがあることは、ご理解いただいた上での購入をお願いします。
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『ナイト・ライド・ホーム』は、カナダ出身のシンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルが1991年にリリースした14枚目のアルバム。ゲフィン・レコードでレコーディングした4枚のアルバムのうち、最後の作品となった。
アルバムには、性的虐待を受けた幼なじみを題材にした「チェロキー・ルイーズ」、ミッチェルを訴えようとしたメイドを題材にした「ザ・ウィンドフォール(エヴリシング・フォー・ナッシング)」、そして幼少期と中年期を描いた回顧的なシングル「カム・イン・フロム・ザ・コールド」などが収録されている。タイトル曲「ナイト・ライド・ホーム」(原題は「フォース・オブ・ジュライ」で、1988年の前作のプロモーションで初披露された)は、ハワイの月明かりに照らされた夜からインスピレーションを得たものである。アルバムからシングルヒットはなかったものの、批評家からは高い評価を受け、「カム・イン・フロム・ザ・コールド」はAORラジオ局でエアプレイされた。
これは、ミッチェルがWEA系列のレーベルから配給されなかった最初のアルバムとなった。彼女は過去にWEAのアサイラム・レーベルおよびリプリーズ・レーベルと契約しており、ワーナー・ブラザース・レコードは1980年から1990年までゲフィン・レコードの配給会社だった。その年、ゲフィンはMCAミュージック(現ユニバーサル・ミュージック・グループ)に売却され、その結果、アルバムはユニ・ディストリビューション・コーポレーション(MCAミュージックの配給部門)によって配給され、同社はゲフィンのカタログの残りも引き継いだ。