2000年代中後期、ダンスホールシーンは混沌と加速の時代を迎えていた。
Bounty Killer率いるAllianceが絶頂期を迎える一方で、 その中核メンバーだったVybz Kartelが突如脱退。
そこから始まった“Gully vs Gaza”構造は、レゲエシーンを二分する巨大なうねりとなり、 Mavado vs Kartelという宿命の対立へと発展していく。
また、オートチューンを用いたメロディアスなフロウを得意とする 新世代アーティストが次々と登場し、数々のヒットソングが生まれる。
一方で日本のレゲエシーンも拡大を続け、全国でレゲエフェスが開催され、 かつては考えられなかったような集客を記録していく。
そんな中、RED SPIDERはその後の自らの活動の”本流”となっていく ワンマンダンス「緊急事態」を開始。
またサウンドの作品として異例の大ヒットを成し遂げた「爆走エンジェル」を発表し サウンドシーンの中で突き抜けた存在へと成長を遂げる。
今回の作品はそんな転換期となった2006年~2008年にリリースされた楽曲、 50トラック・28リディムをもちろん全曲ダブプレートで再構築。
時代が変わる瞬間を追体験せよ。
#RedspiderQQtea