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1877年(明治10年)に来日したエドワード・S・モースは、横浜から東京に向かう鉄道の車窓から大森貝塚を発見し日本で初めての科学的な発掘調査を実施したことは有名で、本書でも彼の発掘調査の様子や日本人の歴史観に関する考察が記されています。
また、モースは日本人の礼儀正しさや勤勉さに感銘を受ける一方で、外国人に対する態度なども率直に記し当時の日本と西洋(特にアメリカ)を比較しながら日本の文化の独自性を浮き彫りにしています。
例えば、清潔な町並みや効率的な労働環境を称賛する一方で、迷信や因習に対しては批判的な見解を述べています。
本書は彼が1877年、1878年、1882年に日本を訪れた際の観察を日記形式でまとめたもので、自筆のスケッチや図解が多数含まれ、当時の日本の庶民文化・工芸・建築・風俗を詳細に記録し、同時に科学者の視点から客観的で観察眼に優れた記述がなされています。
1,2巻とも表紙に経年による汚れはありますが、内部に大きなダメージはなく、アンカットが多数あることからほとんど人の目に触れていないことがうかがえます。
タイトル:「Japan Day by Day」(日本その日その日)
著者:Edward Sylvester Morse(エドワード・S・モース1838-1925)
出版社:Boston: Riverside/Houghton Mifflin
発行年: 1917年
言語:英語
装丁:クロス装 天金
頁数:1巻441ページ、2巻453ページ
サイズ:22.7cm×17.5cm
貴重な1,2巻揃いはほとんど見かけることはなく、この機会にお手元にいかがでしょうか。
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