「オタクはすでに死んでいる」
岡田斗司夫
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●内容紹介
テレビの企画で、いまどきのオタクたちに対面した著者が覚えた奇妙な違和感。そこから導き出された結論は「オタクはすでに死んでいる」だった。小さな違和感から始まった思索の旅はやがて社会全体の病にまで辿り着く。日本人はなぜ皆、コドモになってしまったのか。自由自在に飛び跳ねる思考の離れ業のダイナミズムを堪能出来る一冊。
目次:
はじめに
第1章 「オタク」がわからなくなってきた
アキバ王選手権
普通の兄ちゃんだった「アキバ王」
一番のファンでありたい
出来合いのお宝
真剣10代しゃべり場
終わりの予感
第2章 「萌え」はそんなに重要か
「萌え」がわからない
ミリタリーオタクと萌えオタクの差
差別する人たちのメンタリティ
アトランティスとバベルの塔
終焉への予感
第3章 オタクとは何者だったのか
オタクの定義
ネット上の定義
今の世間の定義
第4章 おたくとオタクの変遷
カタカナになった
オタク以前のおたく時代
M君の存在
オタク学入門
イメージの好転
オタクの拡大
オタク原人と第一世代
第一世代はテレビっ子
第二世代と世間
純粋培養の第三世代
アカデミズムによる定義
東京だけが日本ではない
第5章 萌えの起源
日本社会の特殊性
少年マガジンの変遷と日本人の変化
変化はすべての男性誌に
水着は無敵
アニメファンの変容
アニメファンの断絶
「萌え」の誕生
「萌え」の浸透
多民族国家としてのオタク
女オタクの問題
女子という生き物
男オタクの女性化
オタク評論の限界
第6章 SFは死んだ
先例としてのSF
移民が増える
SFファンの変容とSFの死
死の実情
少年ファンの時代
世代間論争のはじまり
世代間闘争へ
運動と闘争の果て
SFの崩壊
第7章 貴族主義とエリート主義
映像がSFを滅ぼした
「萌え」はオタクを滅ぼすのか?
オタク貴…
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