スエデンボルグ『天界と地獄』(鈴木大拙=訳、講談社、講談社文芸文庫、2016)2016
帯付、カバースレ・キズ・ヨゴレ少/本体小口ヤケ・キズ・ヨゴレ少
b5.5
「禅」を世界的に広めた屈指の仏教学者、鈴木大拙。若き大拙は滞米中にスウェーデンボルグ(大拙の表記はスエデンボルグ)に衝撃を受け、帰国後まず出版したのが『天界と地獄』であった。霊的世界を天界、精霊界、地獄界に分け詳細に記述した本書は、神秘主義思想のバイブルとしてドストエフスキー、ボルヘスらにも強い影響を与えている。大拙思想の一つの源流を成す重要書。(裏表紙より)