小竹長兵衛作 眼鏡フレーム:職人技の遺産
この眼鏡は、セルロイド職人の長老として尊敬された小竹長兵衛氏の作品です。彼は「ノー芯」や「七枚蝶番」といった技法において卓越した技術が広く認められています。
3年以上寝かせた上質なセルロイドから作られた各フレームは、丹念に手磨きを繰り返し、べっ甲にも通じる独特の光沢を放ちます。その結果、やや大ぶりでありながらも美しいプロポーションのフレームが生まれました。
希少で貴重な逸品
残念ながら小竹長兵衛氏は他界され、その卓越した技術は誰にも受け継がれていません。このことと、生産量の少なさ、そして高い人気が相まって、これらのフレームは非常に希少で入手困難な品となっています。
一見すると黒いフレームに見えますが、近くで見ると繊細で上品なべっ甲柄であることがわかります。
製品詳細
* モデル: T303 小竹長兵衛 手造
* フレームタイプ: 四角形
* テンプルデザイン: ストレート
* レンズ形状: 長方形
* レンズ: 度なし
状態
フレームの正面幅は約14cmです。フレーム自体は磨き上げられており、艶を保っています。ただし、中古品のため、鼻パッドに経年による変色があり、レンズには写真に写りにくい小さな傷があります。付属のケースにも傷みや破れが見られます。
なお、レンズや鼻パッドはほとんどの眼鏡店で交換可能です。お近くの眼鏡店にご相談ください。
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