京都が日本の都となったのはなぜか。
頼朝が狭く小さな鎌倉に幕府を開いたのはなぜか。
関ケ原勝利の後、家康がすぐに江戸に帰ったのはなぜか。
日本全国の「地形」を熟知する著者が、歴史の専門家にはない独自の視点で日本史の様々な謎を解き明かす。
歴史に対する固定観念がひっくり返る知的興奮と、ミステリーの謎解きのような快感を同時に味わえる1冊。
★Contents
第1章「関ケ原勝利後、なぜ家康はすぐに江戸に戻ったか」
第2章「なぜ信長は比叡山延暦寺を焼き討ちしたか」
第3章「なぜ頼朝は鎌倉に幕府を開いたか」
第4章「元寇が失敗に終わった本当の理由とは何か」
第5章「半蔵門は本当に裏門だったのか」
第6章「赤穂浪士の討ち入りはなぜ成功したか」
第7章「なぜ徳川幕府は吉良家を抹殺したか」
第8章「四十七士はなぜ泉岳寺に埋葬されたか」
第9章「なぜ家康は江戸入り直後に小名木川を造ったか」
第10章「江戸100万人の飲み水をなぜ確保できたか」
第11章「なぜ吉原遊郭は移転したのか」
第12章「実質的な最後の”征夷大将軍”は誰か」
第13章「なぜ江戸無血開城が実現したか」
第14章「なぜ京都が都になったか」
第15章「日本文明を生んだ奈良はなぜ衰退したか」
第16章「なぜ大阪には緑の空間が少ないか」
第17章「脆弱な土地・福岡はなぜ巨大都市となったか」
第18章「”二つの遷都”はなぜ行われたか」
★発売
PHP文庫 2014年 本文379ページ
#日本史 #地理 #地形 #歴史 #ミステリー