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ロジェストヴェンスキーの「名序曲集」~ラロ、マスネ、エロルド、トマ、スッペ

ロジェストヴェンスキーの「名序曲集」~ラロ、マスネ、エロルド、トマ、スッペ

価格:¥2500

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ライモンダCD

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評価数:2953

商品説明

1. ラロ(1823-1892)/オペラ「イスの王様」序曲 2. マスネ(1842-1912)/「フェードル」序曲 3. エロルド(1791-1833)/オペラ「ザンパ」序曲 4. トマ(1811-1896)/オペラ「ミニョン」序曲 5. トマ/オペラ「レーモン」序曲 6. スッペ(1819-1895)/オペレッタ「美しきガラテア」序曲 7. スッペ/オペレッタ「軽騎兵」序曲 8. スッペ/オペレッタ「詩人と農夫」序曲 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)/モスクワ放送交響楽団 録音:1964年(1-5)、1962年(6-7)、1963年(8) MELODIYA【ロシア輸入盤】 ロシアの名指揮者ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(1931-2018)による、実に面白い選曲の序曲集です。ラロ「イスの王様」、マスネ「フェードル」、エロルド「ザンパ」、トマ「ミニョン」「レーモン」といったフランス・オペラの序曲に、後半はスッペの「美しきガラテア」「軽騎兵」「詩人と農夫」を収録。現在ではまとめて聴く機会の少ない作品も多く、いわゆる「名序曲集」とはひと味違った魅力があります。ロジェストヴェンスキーは1931年生まれで、父は著名な指揮者ニコライ・アノーソフ、母は歌手ナターリヤ・ロジェストヴェンスカヤという音楽一家でした。モスクワ音楽院で父から指揮、名ピアニストのレフ・オボーリンからピアノを学びました。そして何より驚かされるのがそのデビューです。わずか20歳の学生時代にボリショイ劇場でチャイコフスキーの「くるみ割り人形」を指揮し、その後ボリショイ劇場の指揮者として経験を積み、1961年にはモスクワ放送交響楽団の音楽監督に就任しました。ロジェストヴェンスキーは単なる「ロシア音楽のスペシャリスト」ではありません。若い頃からオペラやバレエの舞台を数多く指揮し、後にはBBC交響楽団やウィーン交響楽団など西欧の一流オーケストラでも活躍。極めて広いレパートリーを持ち、フランス音楽やイギリス音楽、現代音楽まで積極的に取り上げた国際的な指揮者でした。 そんなロジェストヴェンスキーが、1960年代初頭のモスクワ放送交響楽団とフランスの洒落たオペラ序曲を演奏すると、これがなかなか面白い。ロシアのオーケストラというと豪快で重量感のある演奏を想像しがちですが、ここではむしろ軽やかなリズム感と柔らかな音色、そして舞台を知り尽くした指揮者ならではの聞かせ上手な音楽作りが際立ちます。とりわけエロルドの「ザンパ」、トマの「ミニョン」「レーモン」は聴きものです。旋律をただ美しく歌わせるだけでなく、リズムを生き生きと動かしながら、ロマンティックで濃厚なオーケストラの響きを引き出しています。ロジェストヴェンスキーが西欧でも高く評価され、イギリスでも活躍した理由の一端がこうした演奏からも感じられるでしょう。ところが、後半のスッペになると様子が変わります。「美しきガラテア」「軽騎兵」「詩人と農夫」では、金管や打楽器が俄然元気になり、かなり豪快でマッチョな演奏ぶり。フランス物で見せた上品さとの落差が何とも楽しく、「やっぱりロシアのオーケストラだな」と思わせるところもこのアルバムの面白さです。ロジェストヴェンスキーがモスクワ放送交響楽団の音楽監督に就いたばかりの時期の録音で、若々しい推進力とオペラやバレエの現場で培った抜群の舞台感覚を楽しむことができます。現在ではなかなか入手しづらい、若きロジェストヴェンスキーの貴重な初期録音。ロシア音楽だけではない彼の魅力を知るうえでも、非常に興味深い1枚です。薄型デジパック・ケース。未開封新品です。