Curved Air / Phantasmagoria

1972年にリリースされたサード・アルバムで、フォークやクラシックを基調に、メロトロン、フルート、ヴァイオリンのハーモニーが活かされている。ヴォーカルのソーニャ・クリスティーナの妖艶で憂いを帯びた歌声と、ヴァイオリニストのダリル・ウェイの個性的かつ実験的な演奏、さらにキーボードのフランシス・モンクマンによるシンセサイザーの斬新なサウンドが融合することで、独特のエキゾチックかつプログレッシヴな雰囲気が生まれている。 アルバムにはジャズ・ロック的な要素や、多数のゲストミュージシャンによるブラスやフルート、パーカッションなど幅広い楽器編成が見られる。楽曲は美しく、時に哀愁を感じさせつつ、プログレ黎明期らしい創造性と実験性が感じられる内容で、Curved Airの初期ピークを飾る最高傑作と評されている。 各楽曲ごとにメロウで劇的な展開や、複雑なリズムチェンジ、クラシカルやフォーク、ジャズといった多様なアプローチが盛り込まれており、イギリスのプログレッシヴ・ロックを代表する名盤のひとつとされている。 盤面の傷はわずかで、再生に支障ありません。 帯と歌詞付きブックレット、解説・対訳付き歌詞カードは綺麗です。 ケースには擦り傷があります。 まとめ買い割引はプロフィールを参照下さい。