■産地
パキスタン産(ギャッベ)
■素材
ウール
■ノット数
約23万ノット
約150ノット square inch
■サイズ
約183cm × 124.5cm (フリンジ含まず)
■作業行程
手織り
■カラー
高級感のあるブラック、マルチカラー
■デザイン
花柄、植物、豊穣に関する願い
◾️パキスタンのギャッベについて
約5,000年以上前に、隆盛を迎えたインダス文明。古代遺跡を抱く都市にて織物技術が発展し、それらの技術や文化が現代のパキスタン絨毯へ継承されてきました。
ギャッベは、ペルシャ語で『粗い』を意味する言葉です。イランの遊牧民、カシュカイ族によって織られるものとして有名ですが、起源の手綱を寄せれば彼らは遥か東のティムール朝下からペルシャへと流浪してきたトルコ系の民族とされております。
山脈や砂漠といった人を拒絶する自然と共に生きるために作られたのが、部屋を彩るシルクの絨毯ではなく、『粗い』絨毯、ギャッベでした。
その意味を考えれば、中央アジアからペルシャへのルートに位置し、タール砂漠などを要するパキスタンにギャッベの技術が残ったことは当然と言えるかもしれません。
◾️デザイン、性能について
生命の象徴である植物や花が花火のように描かれたデザインとなっております。漆黒を基調としたギャッベはあまり出回っておらず、非常に珍しいお品かと思います。
100%ウールのため、夏は涼しく、冬は暖かいのが特徴です。お子様やペットのいるお家でも安心してお使いいただけます。又、自然の草木から色を抽出して羊の毛を染めているため、人工的な色彩とは異なる豊穣のカラーを感じるところが魅力かと思います。
◾️備考
2024年9月、現地にて直接買い付けを行いました。ベッド、ソファの傍にぴったりのサイズかと思います。
※注意事項
•新品未使用品にはなりますが、日本での保管状況とは異なる環境下で保管されていたことをご了承くださいませ。
•閲覧するモニターによっては、多少の色味に相違がある場合がございます。(iphone14proにて撮影)