RED WING 9060 BECKMAN FLATBOX
サイズ9D
気に入って何度か履きましたが、服の系統が変わり履かなくなった為、保管しておりました。
ベロのところに少し金具の擦れが見られますが、その他特筆するダメージは無く、備品かと思います。
茶芯もまだ出ておらず、これから経年変化も楽しんでいただけます。
箱などの付属品は捨ててしまった為、写真に写っているもののみの出品になります。
状態美品ですが、中古品になりますのでご理解の上、購入をお願いいたします。
定価55550円
1905年にレッド・ウィング社を創業したチャールズ・ベックマンにちなんで名付けられた「ベックマンブーツ」
社の創業期より存在したラウンドトゥのブーツを、今日の素材で再現。
自動車がまだ普及しておらず道路の舗装が未発達であった当時、道端の土埃や泥から足を守ることができる6インチ丈のブーツは、オックススフォード(短靴)以上に日常的な靴として広く履かれていました。そして、その多くは、「先芯」を入れない「フラットボックス」仕様でつくられていました。「先芯」とは靴のつま先に、その形を維持するため入れる硬い部材ですが、これを入れない靴は、つま先まで柔らかく非常に履きやすいものでした。
ベックマン「フラットボックス」は、この当時の先芯を入れない6インチブーツを再現。
ベックマンと同じデザインのアッパー(靴の甲部)を、同じ「8番」ラスト(木型)を使用してつくったものです。先芯を入れる普通のブーツではつま先部分は形状が変わらない分、革が馴染む事はなくソールの反りもありませんが、「フラットボックス」仕様では先芯で固定されていないつま先の革は足に合わせて馴染み、ソールも自在に反るため通常のブーツにはない快適な履き心地。
革の馴染みと共につま先が平たく沈んできて、独特の形状になっていきます。
ソールはミッドソールを使わないシングルソール仕様のグロコード・メダリオン・ソール
柔らかなソールの反りを実現し、このブーツの特長である履き心地の良さを高めています。
9060のレザーであるブラック・クロンダイクは、ブラウンに染めたレザーに黒い塗膜をのせた、いわゆる「茶芯」のレザー。
履いていくうちに、キズや摩擦の多い部分から黒い塗膜の下の茶色の芯地が見えるという独特の経年変化を楽しめるレザーです。