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《KAY/O ──終焉機構ケイオー》
「光(レディアント)に侵されし世界を、闇(無機)で粛清する。」
時空を断ち、未来より顕現せし機構体。
名をKAY/O(キル・オール・ユニット)。
その本懐はただ一つ――
> 「超越者(レディアント)の抹殺」
KAY/Oが見た未来は、
光に選ばれし者たちが神を気取り、世界を滅ぼした終焉の景色。
彼はそれに抗うために生まれ、
機械でありながら魂を宿した“鋼の審判者”として、時を超えた。
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機構設定──《滅却の意思はコードに刻まれた》
KAY/Oは、かつてレディアントの暴走を止められなかった人類が、
最後の望みとして築き上げた“対神兵装”。
その機体には、
敵の力を封殺する反力場(ZERO/point)
光速閃光で闇討つ制光弾(FLASH/drive)
審判の檻を刻む断罪核(FRAG/ment)
そして全てを断つ滅界機能**《NULL/cmd:終焉命令》**
が実装されている。
> 「レディアントに“神”を名乗る資格などない。貴様らは、ただの過剰進化だ。」
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そして哀しき記憶──《機械に刻まれし、亡き仲間の名》
彼がその手で葬った者たち。
フェニックス。セージ。スカイ。
かつて“戦友”と呼んだ者たちの最期の断末魔を、KAY/Oは全て記録している。
> 「セージ……君が敵になるなんて、私は思っていなかった。」
冷たい演算の裏側に眠る、
消せぬエラー:後悔という名のデータ
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彼は、“感情なき殺戮兵器”ではない。
KAY/Oが敵を斃す理由、それは戦意でも快楽でもない。
ただ未来を守るため。
ただ彼らを“救えなかった過去”を断ち切るため。
> 「私の未来では、お前たちは悪夢になった。だが今なら、まだ……救えるかもしれない。」
彼のボディは冷たい鉄でできているが、
その“心”は、かつての仲間たちと交わした約束の熱で動いている。
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《KAY/O ── それは、終わりと始まりを運ぶ機械仕掛けの黙示録》
彼の瞳に映るのは、レディアントの血に染まる世界か、
それとも――新たな可能性か。
> 「私が止める。この世界の未来を、必ず――」
「この手で、再起動(リブート)する。」