匿名配送 即購入可能
購入時期 1993年
購入場所 アダチ版画研究所
作品 葛飾北斎
諸国名橋奇覧 飛越の堺つりはし
和紙
横幅39cm 高さ26.5cm
額装用マット
横幅50.8cm 高さ39.4cm
今から30年前に父がアダチ版画研究所で購入したものです。北斎ブルーが鮮やかで素晴らしい版画です。
アダチ版画研究所
NHK大河ドラマ『べらぼう』には、当時の浮世絵の色の監修や復刻版浮世絵の提供をはじめ、版画制作のシーンにおけるエキストラ出演など、版画指導としてアダチ版画も協力しております。
当作品は、今は亡き名・名工達が長年に亘る経験を駆使して、江戸当時の美しい初摺を寸分の違いもなく蘇らせた名品です。
監修:安達豊久
江戸庶民の生んだ芸術を現代の人々に正しい理解を得ていただくよう尽力した。
彫師: 大倉半兵衛 日本を代表的する名人。
摺師:村田 勝麿
和紙:岩野 市兵衛
昭和43年には人間国宝に指定
険しい山々の谷間にかかる吊り橋。雲よりも高い所にかけられたその吊り橋は、渡る人の重みで大きくたわんでいる。吊り橋から下をのぞいたら、きっと足がすくんでしまうに違いない。
北斎は、そんな吊り橋を「諸国名橋奇覧 飛越の堺つりはし」と言ういう作品に描いた。絵の中で吊り橋を渡っている二人は山仕事の帰りだろうか。
慣れた様子で平然と歩いているように見える。スリルを感じさせる大胆な構図の一方で、空には鳥が飛び、遠くに鹿がいる様子から、のどかさも漂ってきます。
今では手に入らない昭和の名人の版画をインテリアとしてお楽しみください。
神経質な方はご遠慮ください。