※値下げ交渉不可
PC取込みで1度再生しました。
ピクチャープレス盤
●メーカーコメントより抜粋
オアシス2002年の来日公演で東京日程の最終日となった9月29日の代々木はスポンサーを務めたMTVで放送されることを前提に撮影されました。ところがこの映像は予期せぬ運命を辿ります。数日後の福岡で起きたリアム退場事件(2000年に次いでこの地で何と二回目!)に対するお詫びとして、まだ放送前ながらこの時のライブ映像が福岡公演に参加した人にプレゼントされたのです。これぞ怪我の功名ではありましたが、それによって2002年日本公演の完全版プロショット映像が広まる結果となりました。元が放送用映像ですので音声は当然ステレオ・サウンドボード。
ただサウンドボードとオーディエンスを組み合わせるだけでなく、演奏と臨場感のバランス、さらに埋もれていたゲムのギターのバランスなどを調整した完成度を実現させるには、2021年の最新テクノロジーが打ってつけだったからです。
残念なくらい聞こえ辛かったゲムのギターも驚くほど存在感を増したこと。サウンドボードに対してオーディエンス録音の音を引っ張り上げて失われたバランスを蘇らせるという作業自体、現在のテクノロジーでなければ不可能だったでしょう。単にオーディエンスを組み合わせて臨場感を上げるだけなら簡単に作れたと思いますが、今回のバージョンはコレが凄い。先の「Go Let It Out」のエンディングを聞くと、元のサウンドボードで聞き取れなかったゲムのギターが一気に存在感をましてくれたのです。それだけでも驚きですが、今回の作業を担ったマニアは彼のギターをちゃんと左側に配置。おかげで二人のギタリストのプレイのステレオ感もばっちり楽しめてしまうという仕上がりには脱帽するばかり。
そして代々木音源の後に収められているノエル単独のFM出演での弾き語りパフォーマンスも既発のボーナスをコピーするのではなく、元ソースに遡って収録してくれるという念の入れよう。当然こちらもステレオ・サウンドボードで海外マニアが本当にいい仕事してくれました。
どうにも拭えなかった演奏バランスの悪さや臨場感の薄さがマニア入魂のマトリクス・バージョンにて遂に解消され、アッパー版ライブアルバムへと生まれ変わりました。オアシスの「929」はこれが決定版!