すぐれた戦略を立てるには、論理思考力と豊富な知識が不可欠。本書は、クイズを解きながら、その両方を身につけられる、まったく新しいスタイルの入門書です。2013年4月の刊行以来、たくさんの支持をいただき、1年でシリーズ13万部を突破しました。世界屈指のコンサルティング・ファームで腕を磨いた経験を持つクイズマニアという、異色のキャリアを持つ著者だからこそ書ける決定版です。「すごい」「ホントかよ! 」と思わず声が出るクイズ51問を収録。例えば、あなたは次の5つの問題で、いくつ答えがわかりますか?「本場フランスのミシュランガイドでは南仏方面に三つ星レストランが多いのはなぜ?」「プリンタのキヤノン、栄養ドリンクの大正製薬、化粧品の資生堂の高収益ビジネスモデルに共通することは?」「携帯電話の電池を無料で交換してくれる大人の事情とは?」「『俺のフレンチ』で原価率100%超のメニューを載せるのはなぜ?」「旅館再生で有名な星野リゾートはなぜ格安路線で再生しないの?」答えが知りたくなったら、ぜひ本書を手にとってください。◆本書刊行直後から、「早く続編が読みたい! 」という声が次々寄せられ、2013年8月にパート2、2014年4月にはパート3まで刊行しました。「直感力」を鍛えたい方はパート2を、「柔軟発想力」を鍛えたい方はパート3を、ぜひ読み進めてください。どの本から読み始めても楽しめます。「営業トークに活用できる」「コンサル業界の試験準備に使う」「同僚、友人に知識を自慢したい」「大学の講義で小ネタに使いたい」「1日1題、じっくり考えながら再読する」などなど、いろいろな活用法が読者から寄せられています。1 戦略思考のための柔軟体操の章セブンーイレブン上陸を迎え撃つ四国のコンビニは何をする?硬直した思考力を柔軟なものに変えるための6問2 非常識になる訓練をしよう! の章原価割れで商品を提供する『俺のフレンチ』の狙いは何?常識の壁を突き破るための6問3 売上増の方程式の章AKB48がミリオンセラーを連発できる理由は何?左脳で戦略を組み立てる基本を学ぶための6問4 アメリカ企業の儲け方の章マクドナルドの本業は何業だろう?戦略思考先進国の意外な事例から学ぶための6問5 儲け方はさまざまだの章低性能プリンタと高性能プリンタはどうやって作る?ビジネスモデルについての理解を深めるための6問6 ビジネス常識を働かせてみるの章なぜライバルの新商品への対抗商品を出さないの?常識の大切さを再発見するための5問7 だいたいの大きさを推定するの章北海道を訪れる観光客は何人だろう?フェルミ推定に慣れるための入門問題4問8 難易度を上げてみようの章なぜ電球の寿命は短くなったのか?難問に挑戦して戦略思考力を研ぎ澄ますための6問9 最後にやられた! の章なぜホテルマンは走ってはいけないのか?クールダウンでも最後まで気を抜けない5問