ラッキークラフト (Lucky Craft) サーフェスワンダー75 シーバス用
■ SURFACE WONDER(サーフェスワンダー)とは シンキングペンシルの名族「ワンダー」シリーズから、新たに誕生したリップレスミノー――それがサーフェスワンダーです。 その名が示す通り、ターゲットレンジは水面直下から30cm。ベイトが水面付近を意識しているタイミングや、シャローに挿してきたフィッシュイーターを狙うための“超ナチュラル特化型”リップレスミノーです。
■ テールを抑えた「極弱ローリング」+自動イレギュラー 最大の特徴は、テールのスイングを極限まで抑えた弱々しいローリングアクション。 泳ぎすぎず、主張しすぎず、それでいてナチュラルな存在感を水中に残す。この繊細な設計により、スレた魚やルアー慣れしたターゲットにも違和感を与えず、食わせの“間”を演出します。 さらに、設計上のキモとなるのが「水流との接触によるイレギュラーアクションの自動発生」。 リトリーブ中、ちょっとした水の揺らぎや流速の変化によって自然にスイム姿勢が崩れ、そしてすぐに元に戻る――この“自動復元イレギュラー”が、警戒心の高い魚のスイッチを押す決定打となるのです。 また、その復元力の設定も最高レベルに調整されており、アクションの破綻や不要な暴れは一切なし。計算された“揺らぎ”だけが残る、洗練されたバランスです。
■ 基本は「ただ巻き」オンリーでOK サーフェスワンダーの操作は至ってシンプル。基本はただ巻きでOKです。 ロッドワークやジャークなどは不要。 その代わり、リトリーブスピードの強弱やラインテンションの調整だけで“食わせの変化”を生み出せるのがこのルアーの強み。誰でも簡単に、そして再現性の高い攻略が可能になります。
■ 活性別・ターゲット別に使い分けられる柔軟性 シャローを意識した高活性の個体には、そのままサーチベイトとして表層ただ巻き。 低活性なニュートラルフィッシュには、流れのヨレや明暗部にリトリーブコースを通すことで、自然発生するイレギュラーを活かしてリアクションバイトを誘発。
■ サーフェスワンダーで攻略したいパターン例 パターン名 季節 / 状況 ハク・稚アユ・マイクロベイトパターン 春~初夏。水面直下で弱い波動が効く。 バチ抜け / アミパターン 冬~春。水を動かしすぎないサイレ