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リアライジング・デザイン

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2004年発刊 「読めればいいや」という感じで考えていただければありがたいです。 ノークレーム、ノーリターンで宜しくお願い致します。 第1次世界大戦直後のドイツではバウハウスによるユニークな総合芸術の実践が試みられ、1930年代のアメリカでは第1世代のインダストリアル・デザイナーたちが活躍した。1960年代のイタリアにおける「デザインの黄金時代」も印象深いし、また柳宗理の長年にわたる活躍やGKインダストリアル研究所のベンチャー的な実践など、日本のデザイン史上にも注目すべき出来事は少なくない。このように、近現代のデザイン史をたどってみると多くの興味深い事例が浮かび上がってくるのだが、この流れを現在進行形のデザインと関連付けて語るとなると、ついつい考え込んでしまう。これらの多様な展開のなかに過去のデザイン史との接点を探るのはそうそう容易なことではないからだ。 その点で、本書の示した切り口はデザインの過去と現在を結ぶ1つのモデルケースとなるかもしれない。本書は黒川勉、岩崎一郎、グエナエル・ニコラ、西堀晋、吉岡徳仁という5人の若手デザイナーの活躍を、豊富な図版やユニークなキーコンセプトを通じて詳しく紹介しており、第一線のデザインジャーナリストによる現場のリポートといった印象を強く与える。だが同時に、エットーレ・ソットサスやジャスパー・モリソンといった大家の言葉もこれといった違和感を与えずに併録されており、多くの読者は、世代も国籍も違う若手と大家の間に、発想や手法上の共通点が少なくないことに気づかされるに違いない。 序文でも紹介されているとおり、デザインという概念は「designaire」というラテン語を語源としている。実はこの言葉は表示する、指し示すといった意味に相当する動詞であって、ひとつところに留まることなく絶えず変化しつづけるデザインの本質とも深く共鳴している。『Realising Design』というタイトルや歴史的な展望と現在形のアクチュアリティーを同時に盛り込もうとした本書の方針には、現場に寄り添いつつこの本質に迫りたいと欲する著者の強い意欲を見て取ることができるだろう。
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