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『縄文人の石ひろい 美は生きていくための喜びという糧』堀江武史著

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この本ではあたたかい石ころ、子どものひろう石ころ、縄文人のひろった石ころ、映画に出てくる石ころ、作家や学者、美術家の石ころに対する思いなどを紹介しています。何でもない石ころをつい拾ってしまうのはなぜなのか。言葉にするのが難しいのですが、あえて言えば身体が心地よさを確かめようとするからではないでしょうか。ひろうことで石の手触り、重さ、色、かたちのほか、とくに子どもは温度やにおいまで感じ取ろうとします。そして自分に合った石ころを手にした時に訪れるのは小さな喜びです。小さな喜びの繰り返しが前向きに生きる力になる。これまで人は自然界の美を模倣する技術を磨いて喜んできました。しかしそもそも美は自然界で主張することもなくそばにあり続けた。石ころを喜ぶのは、美を喜ぶのと同じです。美には高尚も特別もないのです。本書のテーマを小難しく言えば<美やアートの始原は人が石ころをひろう何気ない行為の中にある>。そして縄文人の非写実性とは、自然界の美はそのまま受け入れて模倣せず、むしろ世界にないものを創出することにあった、とも書きました。それはそれとして、ひろう行為がちょっと後ろめたい時代、これからも小さな喜びをみなさんとともに味わっていきたいと思っています。 序 縄文人のひろった石ころ  1.「何でもない石ころ」をひろう  2.「美」について  3.美は喜び アートとしての縄文と現代  4.現代にあらわれる縄文時代の美  5.喜びは石にある 「石ひろい」からみた縄文と現代  著者:堀江武史 経歴:國學院大學文学部卒業。文化財修復、縄文遺物と現代美術の企画、考古遺物にさわるワークショップ『ともにかんがえる考古学』を手掛ける府中工房を主宰。「アートと考古学」の企画はVaison-la-Romaine,France(2025)、個展は浅間縄文ミュージアム(2019)、出展は国立民族学博物館(2021)他。共著に『縄文の断片から見えてくる 修復家と人類学者が探る修復の迷宮』(古小烏舎、2023)他 出版社:aesthetics editions,France 発行日:2025/5/12 言語:日本語/フランス語 ページ数:80ページ ISBN :979-10-95769-68-2 寸法: 18㎝×22㎝×0.6㎝ イタリアの印刷所で製本されたものです。かすれやきずなどがある場合があります。
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