単行本​【芥川賞候補作/野間文芸新人賞受賞】リトル・バイ・リトル 島本理生

高校生作家として注目を集めた島本理生さんの初期の代表作です。 第128回芥川賞候補、そして第25回野間文芸新人賞を受賞した、瑞々しくも切ない青春小説です。 帯に書かれているように、「楽しいことも悲しいことも、みんな大切な家族の詩篇」です。 ​島本理生さんの原点に触れたい方：初期作品ならではの瑞々しい感性と、その後の作品に通じる繊細な心理描写を味わいたい方。 ​静かで「痛み」のある青春小説が好きな方：主人公が抱える孤独感や家族への複雑な思いに寄り添いながら、淡い恋の始まりに胸を打たれたい方。 ​何かを「失いながら」も前に進む力をもらいたい方：過去や環境に縛られず、少しずつ、自分の足で人生を歩み始める主人公の姿に、静かな希望を感じられます ​心に染み入る美しい文章を読みたい方：透明感があり、詩的な言葉遣いが、心に深くひびきます 裏表紙にシミがあります（写真3）中身は綺麗です。気にならない方、ご理解いただける方のみご購入をお願いします