『Ethos and Identity』

著者：A. L. Epstein 出版社：Tavistock Publications（London）／Aldine Publishing Company（Chicago） 出版年：1978年 ISBN：0 422 76370 5（paperback） 【商品の状態】 経年によるわずかなヤケやシミがあります（特に最初のページの上部）。 本文ページには書き込み・マーカー・破れなどなく、通読にはまったく支障ありません。 古書としては良好な状態です。 【商品説明】 本書は社会人類学者 A. L. Epstein による代表的著作の一つで、エスニシティ（民族性）とアイデンティティの形成をめぐる3つの事例研究をまとめた学術的名著です。 第1部ではザンビアのカッパーベルト（Copperbelt）地域における部族・階級・都市生活の関係、 第2部ではメラネシア（ニューギニア）のトライ人の社会変動、 第3部ではアメリカにおけるユダヤ人社会の世代間の同化とアイデンティティを分析。 民族的アイデンティティの変容、伝統と近代化、世代・地域・宗教による文化の再編を論じた、社会学・人類学・文化研究の分野で今なお参照される古典的文献です。 【目次抜粋】 ①Exploring Ethnic Identity -Tribalism on the Copperbelt -Ethnic Identity and Social Change in Melanesia -Aspects of Jewish Identity in the United States ②Military Ethos and Ethnic Ranking on the Copperbelt ③Identification with the Grandparents and Ethnic Identity 【著者紹介】 A. L. Epstein は、サセックス大学（University of Sussex）の社会人類学教授。 アフリカ社会研究およびエスニシティ研究の第一人者として知られ、都市化・階級・民族関係の比較研究に多大な貢献を残しました。 【コメント】 エスニシティ研究や社会人類学、文化人類学を学ぶ方にとって必携の資料です。 学術書としての価値が高く、研究・論文執筆の参考文献としても最適です。