M/D マイルス・デューイ・デイヴィス3世研究 上・下２冊セット

M/D マイルス・デューイ・デイヴィス3世研究 上・下２冊セット 菊地 成孔 / 大谷 能生 定価: 各￥ 1540 最盛期マイルス・デイヴィスの活動から沈黙の六年、そして晩年まで― 『憂鬱と官能』コンビによる東京大学講義はいよいよ熱気を帯びる。没後二十年を迎えるジャズ界最大の人物に迫る名著。 時代により変遷を重ねたマイルスの音楽世界を、理論はもとよりファッション、映画など、ジャンル横断的に論じた比較文化的マイルス論の決定版。上巻は誕生からエレクトリック期前夜まで。 下巻はエレクトリック期から沈黙の六年、そして晩年まで。 …、マイルスはあるシーンで一定期間活動すると、そこで頂点を極めたり、曰く言いがたい往復運にはまり込んで停滞したり―これを丁寧に追っていくのがこの講義ですが、「バップ⇒クール⇒ハード・バップ⇒モード・ジャズ」という線的に進行する…、70年代のいわゆる「エレクトリック・マイルス」と呼ばれる時期にも、…、結局はスタイルをどんどん刷新していき、…。このようにマイルスのスタイル刷新は、巨視的に見るかぎり、最初から最後まで留まることがありませんでした。〈第1章〉 上巻は未使用に近い状態ですが、下巻は水ぬれで少々たわみがあります。些少ですがお安くします。