モソロフ:鉄工場　「ヴァレーズ:アルカナ」　シャイー

モソロフ　 鉄工場Oｐ.19 プロコフィエフ 　　交響曲第3番Oｐ.44 ヴァレーズ 　　アルカナ リッカルド・シャイー指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 1991年、1992年録音　LONDON 国内盤 1920年代のアヴァンギャルド運動を象徴する作品を収めたものです。 アヴァンギャルドは一般的に「前衛芸術」と言われますが、1920年代はその運動が顕著だった時代です。 最初に収録されているのが、モソロフが自身のバレエ音楽「鋼鉄」から編曲した『交響的エピソード「鉄工場」』です。 ロシア・アヴァンギャルドの時代を代表する音楽のひとつです。 わずか3分あまりの曲ですが、エネルギッシュで過激な作品です。 プロコフィエフの交響曲第3番は4楽章からなる作品で、破壊的で激しい部分とプロコフィエフらしい抒情的な部分があります。 ヴァレーズのアルカナは、怪しげな曲ではありますが、色彩豊かで、旋律的でもあり、聴きにくいことはありません。 シャイーはこのような音楽でも全力で取り組み、ロシアの指揮者とは違った表現により、これらの作品の良さを引き出しています。なかなか面白いＣＤです。 ▷即購入OK 気軽にコメントください☺︎