1-3.交響曲 第3番 イ短調 Op.44(1935)/4-6.交響的舞曲 Op.45(1940) 録音 2012年2月13-15日…1-3, 2013年5月13-17日…4-6 ケルン スタジオ・シュトルベルガー・シュトラーセ 連続した作品番号からもわかる通り、ラフマニノフ(1873-1943)の「交響曲第3番」と「交響的舞曲」には密接な関係があります。楽器編成が似ていたり、どちらの曲にも「怒りの日」のモティーフが効果的に使われていたりと、その類似点は数多く、どちらも精緻なオーケストレーションによる充実した作品となっています。とはいうものの、彼の最後の作品となった「交響的舞曲」に「交響曲第4番」のタイトルを与えなかったラフマニノフの思いはどんなものだったのでしょう。この曲の各々の楽章に副題をつけることも想定していたというラフマニノフ、やはり自由な形式をより好んでいたのでしょうか。キタエンコの演奏は、いつものようにがっちりと音を固め、それぞれの曲をぐいぐい引っ張っていきます。交響曲第2番のような「酔えるメロディ」は少なめですが、それでも歌わせるところはとことん歌わせながら、曲の核心に迫るところなど、さすがの一言です。

ディスク枚数:	1
ASIN:	B016E201RE
時間:	1 時間 21 分
梱包サイズ:	14.2 x 12.4 x 0.9 cm; 100 g
コントリビュータ:	ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団, ドミトリー・キタエンコ, ラフマニノフ
出版日:	2015/11/25
ブランド:	Oehms
レーベル:	OHEMS CLASSICS
メーカー:	OHEMS CLASSICS