カウボーイ 投げ縄セット(マットグロッソ州)ブラジル中西部 50年前の物
大部分は、”岩手県の牛の博物館”に寄贈済でこれらは最後のの残り物です。
いくつかの道具に分かれています。わたしが働いていた牧場製で、雨の日にカウボーイが作ったものです。水飲みつのは2個のうち1個だけ買えます。
1⃣50年前に作った投げ縄 未使用 =帝人牧場
ブラジルの山奥で牧場で責任者と技術者(7万ha、肉牛1万5千頭)として働いていた時、カウボーイに頼んで、塗擦牛の一頭分の生革を中心から円を描くように【紐幅5mm前後、の紐4本を組み紐で生皮のうちに、雨の日2週間分程度で組む。
山からタンニンを多く含んだ紀ノ川を持ってきて1週間程度鞣す。
15-20mの長さである。投げるときは片手手綱で反対側は鞍の角にまく。
2⃣追廻ムチ
長さ3m前後で、手元は丸輪の金属で重くしてある。あとは軽い投げ縄で先端にプラスチックの紐もつける。
2-3回右回しして、4回目に反対の左にして振って”パッチー!”と音を鳴らし200-500頭程度の牛群の移動の安定化を図るのに使う。
3⃣50-100㎝の鞭:近くの牛の制御に使う。
4⃣水飲み器:牛の角の中を削り、外は磨く。片面は水が漏れないように密封する。
この容器の片側に、細い長い革ひもをつけて、馬から降りずに、小川から水を汲みのむ。