カルロス・パイタのドヴォルザーク/交響曲第7番
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カルロス・パイタ(指揮)/フィルハーモニック交響楽団 録音:1982年 LODIA 【スイス輸入盤】 フルトヴェングラーへの強い傾倒で知られる異色の指揮者カルロス・パイタ(1932-2015)。自らLODIAレーベルを設立し、独自の感性による個性的な録音を数多く残しました。かつて国内盤でも発売され、そのあまりにも濃厚で激しい音楽作りから賛否を呼んだ一方、カルロス・クライバーやテンシュテットを思わせる大胆な推進力と、さらに荒々しいほどのパワーを持つ演奏は、爆演系のファンから熱狂的に支持されています。ワーグナーやベルリオーズなどでは特にその個性が生き、フランスの権威あるACCディスク大賞を受賞するなど、話題を集めた指揮者でもあります。 そのパイタの録音の中でも、ドヴォルザークはまさに彼の個性にぴたりとはまった名演。第8番や第9番「新世界より」に比べると、どうしても地味な印象を持たれがちな第7番ですが、ここでは冒頭から強烈な推進力で音楽を動かし、重厚な響きと鋭いリズムによって、作品にこれまでとは違う生命力を与えています。特に素晴らしいのが終楽章。ドヴォルザーク特有の哀愁を帯びた旋律をじっくり歌わせながら、次第に緊張感を高め、最後には猛烈な勢いで音楽を爆発させます。彫りの深い表現と大胆なテンポ、そしてオーケストラを限界まで燃焼させるような迫力は圧倒的で、「第7番って、こんなにカッコいい曲だったのか」と思わせるほどの説得力があります。第8番や第9番とはひと味違う、陰影の濃いドヴォルザークを聴きたい方にもぜひお薦めしたい一枚。パイタならではの強烈な個性が作品そのものの魅力を新鮮に浮かび上がらせる、まさに爆演系ドヴォルザークの注目盤です。ドヴォルザーク好き、そして熱く燃え上がるオーケストラ演奏がお好きな方には、ぜひ一度お試しいただきたい録音です。未開封新品です。