LEONARD CHARLES / Basement Donuts(日本盤CD)
2016年リリース 帯あり ケース、盤ともややスレ
再生には問題ありません
J DILLA 「ドーナツ」トリビュートアルバム!
稀代のトラック・メイカー故ジェイ・ディラが残した金字塔"Donuts"トリビュート・カヴァー作品!参加ヴォーカリストGeorgia Anne Muldrow、Ruby Walsh... 他、全31 曲収録!
『Basement Donuts』の収録曲は、オリジナル同様に31曲。曲の長さは多少異なるものの、基本的には丸ごとカバーするという趣きを持っている。また、新たにリリックを書き下ろしヴォーカルトラックにしているところなんかは他とは一線を画す。マルチ・プレイヤーのジェイミーらしく、本作はディラが扱ったネタをサンプリングし直して構築するというよりも、"楽器を用いて弾き直した"というニュアンスが正しい。制作機材には、ROLAND MP600、D50(キーボード)、TR330(リズムマシン)、JUNO1、JUNO60(いずれもシンセ)、フェンダー・ジャズ・ベース、プレシジョン・ベース(いずれもエレクトリック・ベース)、フェンダー・ローズ(キーボード) と、プレイヤー向けの楽器がズラりと並ぶ (ほかにAKAI のMPC といったサンプラーもあるが)。
例えば「Workinonit」を比較すると、原曲がマントロニクスの「King Of The Beats」のサイレン音をサンプリングしているのに対して、ジェイミーはこれをシンセサイザーの演奏で再現している。軽快なグルーヴがヒップホップとディスコ/ ブギーの中間を縫うような独特のサウンドを構築している。このあたりが『Basement Donuts』の醍醐味と言えるのではないだろうか。本作の質感は、デイム・ファンクの諸作にも見られる"ラフな宅録感" とも共通するので、このあたりのサウンドが好きな人にも、間違いなく反応してもらえる作品だ。
J DILLA
Stones Throw
MADLIB
ATCQ
a Tribe Called Quest
funk disco Boogie Soul
Rare Groove
650