作りおきできる韓国の常備菜 「ミッパンチャン」を、日々の食卓に！ 韓国の食堂に入ると、注文した料理が出てくる前に、 小皿にのったおかずがずらりとテーブルに並びます。 これが「ミッパンチャン」。 韓国では、食堂だけでなく家庭でも、 たくさんのおかずを家族のために用意します。 それがオモニ（母）の思いやりとされているのです。 この本では、韓国の食卓に欠かせないキムチやナムル、 漬けもの（チャンアチ）をはじめ、副菜にもつまみにもなる あえものやジョン、メインのおかずになるボリューム満点の 煮ものや炒めものなど、100品ものミッパンチャンをご紹介します。 いずれも日持ちがするので、ごはん作りのついでに 少し多めに作っておくと安心。 冷蔵庫にミッパンチャンがあるーーそう思えると、 毎日のごはん作りが、とても気楽なものになります。 忙しい日は、ごはんとミッパンチャンだけでも じゅうぶん立派な献立になるんですから。 1日目はそのまま食べて、 2日目は、いくつか組み合わせて晩酌のおともに。 3日目は他の食材と炒めたり、ごはんにのせてビビンバに。 漬けものやキムチは、漬け汁ごと麺とあえて……。 そうしているうちに自然と野菜がたくさんとれるのも、 ミッパンチャンのよいところ。 ぜひ、毎日の食事にミッパンチャンを取り入れてみてください。 【CONTENTS】 1. あえるだけ、漬けるだけ チャンアチ／あえもの／ナムル／キムチ… 2. 副菜にも、メインのおかずにも 炒めもの／煮もの／かたまり肉で／ジョン…