展覧会 図録 「マティス展 2023 座るバラ色の裸婦」
フランスの画家アンリ・マティスの魅力を余すところなく収めた、2023年開催「マティス展」の公式図録です。
鮮やかな色彩、ダイナミックなエネルギー、視覚的な喜びにあふれる本書は、フォーヴィスム時代の色彩への挑戦から、南フランス・ヴァンスのチャペルにおける静謐で緻密なデザインまで、絵画・デッサン・彫刻・切り絵など、多彩な表現を収録しています。
展覧会出品作は油彩35点、デッサン30点、彫刻17点など合計100点以上。表紙には「金魚鉢のある室内」「座るバラ色の裸婦」「黄色と青の室内」の3作品をあしらい、それぞれにふさわしいカラーを組み合わせたこだわりの装丁です。カラーページには作品解説や南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂の写真も掲載し、初期から晩年の傑作までマティスの画業を丁寧にたどれます。
また、国際色豊かなエッセイ陣も見どころです。展覧会構成を担当したポンピドゥー・センターのオレリー・ヴェルディエ学芸員、本展学術協力の近藤学氏、アラステア・ライト氏(オックスフォード大学准教授)による論考のほか、東京都美術館の藪前知子学芸員と造形作家・美術批評家の岡﨑乾二郎氏による描き下ろしエッセイも収録。マティス作品の魅力を余すところなく楽しめます。
1箇所落丁?による凹みがありますが(画像5枚目)、その他は破れ・折れは見られず、とても綺麗な状態です。
中古品のため完璧を求める方はご注意ください
マティスの鮮やかな色彩とダイナミックな表現を堪能できる、アートファンやコレクターにおすすめの一冊です。