ARTIFACTS Between A Rock & A Hard Place

Between A Rock And A Hard Place ニュージャージーの元グラフィティ・ライター2人組、現在もソロMCとして活動するEl Da SenseiとTame Oneによる 90年代中期を代表するヒップホップ・デュオ、Artifactsの傑作1stアルバム！ 収録曲の約半分を手掛けるのは、オリジナルのリリース元であるBig Beatレーベルのお抱え的プロデューサー・Todd Ray a.k.a. T-Ray。活動初期は別名義であるThe Mad RacketとしてKenny Dopeと仕事をし、後にNas、Cypress Hill等々をプロデュース、残したクラシックは数知れず。本作においても、1stシングルにしてゴールデンエラ・クラシックとなった「Wrong Side Of Da Tracks」や「Dynamite Soul」は彼の手によるもので、タイトなドープ・ビートをクリエイトする手腕にかけては 90年代屈指の人物。 他方、計4曲を手掛けるはD.I.T.C.のBuckwild。O.C.の殿堂入りアルバム『Word...Life』を制作した、まさにその同時期の仕事だけあって、脂の乗りきった極上のプロダクション・センスは言わずもがな。